趣味

2008年7月28日 (月)

脳と音楽

今から一ヶ月程前に行われた(月日が経つのは早い・・・泣)、

「脳と音楽」
川崎和男 × 茂木健一郎 @兵庫県立美術館

デザインディレクターで医学博士でもある川崎和男先生と
NHK「プロフェッショナル」でおなじみ、脳科学者の茂木健一郎先生

両氏の対談イベントです。

第一部はスペイン? から招かれたオペラ歌手によるプチコンサート
第二部は川崎和男先生によるプレゼンテーション
第三部は両氏の対談

というプログラムでした。

両氏共、生で拝見するのは初めて、実際拝見して拝聴して、この両氏はやはり
天才だ!!と思いました。

まず、第二部の川崎先生のプレゼンテーション、

かっこよすぎ heartです。

MacBookを2台駆使、会場正面壁いっぱい使用したに巨大2スクリーン、
Boseスピーカーで mariah carey の music box をバックミュージックに
http://www.ouzak.co.jp/080430platon2008.html


金沢21世紀美術館に収蔵されているご自身のプラトンのオルゴールの紹介
などされました。

ご自身の著書「プレゼンテーションの極意」でも述べられていますが、
パワーポイントは創造性を失うということで、パワーポイントを使用しない
プレゼンをずーっと昔から提唱されています。
パワーポイントを知らないと、プレゼンできないと言われているような、この
ご時世で。
もちろん、この時も、パワーポイントではない、音と画像を駆使した、ご自身
の手で作られたプレゼン。

しびれました。

阪大のお偉い先生方々の前では怒られたそうですけど。
「講義は静かに粛々とやるもの・・・」 だと。(笑)




そして第三部の対談へと続きます。

まず、川崎先生、

「こんな場所でコンサートやるなんて信じられない。
音響が全く考えられていない、そもそも建築家って音響のこと知らない人
多いんだよね~~。」

と世界のANDOを一刀両断。会場は爆笑の渦。

確かに、第一部のコンサートでは吸音されているのかどうか分かりませんが、
フローリングのまっ平らな会場で音、反響しまくり。

日本でちゃんと音のこと考えられて作られたホールは愛知県立芸術センター
ぐらいとおっしゃってました。

そして、女性の皆さん、ちゃんとした音響システムで
美しい音楽を聞いていると美しくなりますよ。
とも。
肌が美しくなるそうです。

確かに、同伴されていた3人目(笑)の奥様、モデルみたいに美しかったですよ。
きっと、素晴らしい音響環境で、素敵な音楽にふれていらっしゃるんだろうなと。

茂木先生も素晴らしいメッセージを残してくれました。

違和感ある人を大切に-
脳には「ミラーニューロン」っていうのがあり、それは人のまねをする細胞で、
一緒にいる時間が長い人と行動が似てくる、なのでいつも近くにいる伴侶は
慎重に選びなさい。(笑)
でも、好きな人とばかり寄り添っているとそれで、脳の成長、人間の成長は、
止まってしまう。あえて苦手だと思う人と寄り添ってほしい、気付きがあるはずだ。
これからは多様性のある人間が必要だ、もっと日本が活気付く為に。
だから関西の皆さん、川崎先生を大切にして下さい。(笑)

ってなことをおっしゃってました。



川崎先生は、学生の頃医者を目指すも、浪人中に美大進学に変更、美大卒業後
東芝に勤務。インダストリアル・デザイナーとして活躍中、30歳を前に不慮の交通
事故で車椅子生活を余儀なくされます。
その後独立して、ご自身の車椅子(ニューヨーク近代美術館に展示)は勿論、持病
である心臓病にして、どうせなら移植した心臓でなく、自分で美しくデザインされた
人工心臓を入れたいと、これぞ正真正銘、本物のデザイナーです。

「日本酒から人工臓器」 
に至るまで
「タワシから原子力機器」 
に至るまで

もう、本当にありとあらゆるものをデザインされています。
グッドデザイン賞の審査委員長を勤められていたこともあります。

ご自身の著書「デザイナーは喧嘩師であれ」の通り、常に社会に問題を
投げかけ、前を向いて戦ってこられた、デザイナーです。
(っていうか私の中では、いつも喧嘩してるイメージ・・・笑)


この川崎先生、ご自身の研究室のある大阪大学で教授もされています。
大阪大学 中之島センターで公開講義もされていて、時間帯も18:00~と一般の方々
も聴講出来るようになっていますので、興味のある方はゼヒ聴講してみて下さい。
(1学期が終わりましたので、2学期からの受講になります)
私も2回程聴講しましたが、どんな分野の人でも楽しめる、とても、面白い内容の
講義ですよhappy02

lAlLaPalOoZaくんも日本にいるならゼヒ!!



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2008年7月25日 (金)

The KA・BU・KI ☆

Shochikuza200807b_handbill私の大好きなお友達に誘って頂いて行って来ました、

大阪は松竹座の「7月大歌舞伎」

お昼の部~



歌舞伎って以前から興味はあったものの、敷居が高く感じられて、
また、きっかけも無いまま見に行くことが無かったのですが、
そんな私に、一番最初のきっかけを作ってくれたのが、
このお友達お二人です。

そのきっかけがとっても良かった!!
名古屋の御園座でガラスの壁の完全個室での鑑賞。
室内ではシャンペン片手におつまみを頬張りつつ、おしゃべりしながら、
飲兵衛な私にとって、ただただ楽しい、歌舞伎初体験となりました。(笑)
(これ、デートにもお勧め、女性はお着物着ちゃったりしたら、もうサイコー☆)

まだまだ、歌舞伎は詳しくないですが、何が良いって

1.すばらしい着物の数々、舞台全てが一つのアートのよう

2.立ち廻り、所作の美しさ

3.言葉


詳しく説明しますと


1.一枚が○百万~○千万円もするようなお着物を惜しげもなく披露されています。
 独特の色彩、刺繍、それはそれは美しいの一言。
 ところどころで決めのポーズが出てきますが、一枚のアートです。
 色の調和、バランス、等等とても素晴らしいです。

2.足の先から爪の先まで一寸の狂いもなく、無駄がない完璧な動きです。
 特に女形。
 私の大好きな坂東玉三郎丈や尾上菊之助丈は、その美しさに、
 生粋の女性である私は思わず「ごめんなさい!」してしまうほど、
 その美しさにため息がこぼれます。
 女性は必見です!!

3.音声イヤホンがありますので、言葉が理解できない私でも分かるように
 説明してくれるので、安心です。
 歌舞伎から発生した言葉も多く、そういうことを知るのも1つの楽しみです。


今回の7月大歌舞伎は伊達綱宗の御家騒動、「伊達騒動」の時代物の
お芝居。
見所は片岡仁左衛門丈が悪役の二役に挑戦。
舞台で拝見するのは初めてでしたが、テレビで拝見するのと変わらず、
かっこいい仁左衛門丈、圧倒的な存在感でした。

尾上菊之助丈は今回女形はなく、お殿様役。
少しの主演でしたが、これまた、群を抜く存在感、所作の美しさ、輝きは
さすが若手のホープ。

今回の演目もとても素晴らしかったです。

歌舞伎では観客も時々著名な方がいらっしゃったり、とても華やかです。
今回は前方真ん中を舞妓さん、姐さん芸妓、女将さん等の祇園のお茶屋
ご一行様が陣取ってました。

お友達が舞妓さんと通路ですれ違い、思わず「かわいい~っ」って叫んだら、

「おおきに~~」

って言ってくれたheart

それを聞いた、私、
「いいなー、いいなー」って言ってたら!

なんとっ!帰りの通路で私の後ろに舞妓さんがぁっっ!!

何話してるのかなぁlovely ってこっそり耳をすませば・・・




普通の関東弁だった・・・orz






なぁ~んて楽しみもありつつ、歌舞伎とはそもそも大衆芸能であり、
ファッションは~とか、堅苦しく考える必要は全くなく、誰もが気楽に
楽しむべきものだと思います。

それよりも、この日本の伝統芸能、重要無形文化財である、素晴らしい
文化に、多くの人が触れて、次世代に継承されていくことの方が、もっと
もっと大切なことだと思います。


ということで。




たまには歌舞伎もよろしゅおすえぇ~heart






ミ~さま、ばびちゃん、いつも本当にありがとうheart01






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